元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

高尾山にケーブルカーを見に行く

前回までケーブルカーの模型を取り上げましたが、
実際にコレを路面モジュールの中に組み込もうとすれば、
やはり実物の観察が必要になってくるのではないかと思い、
妻を言いくるめて冬の高尾山に行ってまいりました。
要は模型化のための実物取材です。

ミシュランとやらで一躍有名になってしまった高尾山、
よいシーズンですとケーブルカーに乗るのに1時間待ちなんてことも
あるそうですが、先週末の昼下がりはたいした混雑もなく、
比較的ゆっくりと観察することができました。

観察のポイントは下記の3点です。

①麓の駅の構造はどうなっているのか?
ケーブルカーの駅の「雰囲気」、レイアウト、
そして斜面になっているホームに対して、
屋根がどのようにかかっているのかが気になっていました。

②線路の構造はどうなっているのか?
どうも一定の勾配以上になるとコンクリート道床になるよう。
また、道床に一定間隔で設置されている、
ケーブルの位置を保持するためのドラム状の器具(正式名称は?)、
これがどんな風に設置されているのかも気になります。

③架線柱やトンネルの構造は?
これまであまり意識していませんでしたが、
ケーブルカーにもパンタグラフがあり、架線柱がある。
どんな風に柱を立てているのか、そしてその構造は?
また、トンネルもどんな雰囲気なのか気になります。

①麓の「清滝駅」のホームです。
ホームは1本の線路をはさんで乗車ホームと降車ホームに分かれており、
そのホームを古風な木造の柱で支えられた屋根で覆っています。
どこのケーブルカーも駅の構造は似ているようですね。

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ケーブルカーのホームといえば階段状かなと思っていましたが、
清滝駅の場合はかなり緩やかな斜面にあるためか、
階段ではなくスロープ状のホーム構造になっていました。

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ホームと屋根の関係。
屋根の縦線の方向が、斜面にあわせて流れているのではないかと思ったのですが、
実際にはそんな複雑な形状にはなっておらず、斜面に反して斜めになっています。
斜面にあわせて柱を立てるのは模型工作の上では難しそうです。

②道床の構造はこんな感じ。
ロープを支えるドラム上の器具は意外に小さく、
コレをどのように模型上で表現するか・・・難しそうですね。
勾配の緩やかなところは砂利の道床、
勾配がきつくなるとコンクリート道床になります。

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③架線柱とトンネルポータルの様子。
架線柱はほとんどがコンクリート柱でした。
架線中を斜めに生やすのが難しそうです。

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鉄橋の上。鉄橋部分の架線柱は鉄骨。

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トンネルポータルは周囲の景観に気を使っている風なデザイン。
石積みのかわいい感じです。

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台車の様子やケーブルがどの位置から生えているのかなど確認したかったのですが、
さすがにそういうアングルからの観察はできませんでした。

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日本一の勾配を持つだけあって、
山頂の駅から下を眺めるとこんなジェットコースターのような光景が。

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まだまだ紅葉が残っていてすばらしい風景でした。



実物を見て、模型化のイメージがだんだんわいてきました。
年が明けて落ち着いたら、
大山ケーブルにもでかけて、さらに観察をしたいと思った次第です。
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  1. 2011/12/22(木) 01:05:51|
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