元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

国道54号線沿線に残る戦前の橋【その14・下津原橋】

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「国道54号沿線に残る戦前の橋」シリーズ、その14は下津原橋です。

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陸地測量部「木次」昭和7年より

前回の井羅原橋と下津原橋の位置関係を示します。
旧道は井羅原橋で三刀屋川を渡り、しばらくは川沿いに、
三刀屋の手前の殿河内地区まで来て下津原橋で再び川をまたいでいました。

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国土地理院WEBより

現在の国道54号線は旧道の北側にトンネルと橋とでショートカット。
下津原橋前後の道は生活道路として残りました。

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下津原橋の全景。どっしりした橋脚を2本持つ、堂々たる鉄筋コンクリート桁橋です。
「島根県の近代化遺産」によれば、昭和8年の架橋とのことです。

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旧国道らしい2車線弱の道路幅。架橋当時は十分な道幅だったのでしょう。

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親柱は国道54号線に沿いの同年代の橋に比べてモダンなデザインです。
橋名板は失われていますが、その跡らしい凹みは残されており、
この跡の形状からすると橋名板は横書きでカーブを描いていたことになります。

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親柱と欄干。欄干は鉄筋コンクリートの短冊形。わりと平凡なデザインでした。


【橋の諸元】
橋名:下津原橋
竣工:昭和8年(「島根県の近代化遺産」より)
型式:RC桁橋
所在地:雲南市殿河内
川:三刀屋川
道路:雲南市市道?

【撮影】
平成25年9月



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  1. 2017/07/30(日) 22:34:57|
  2. 国道54号線の古い橋
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