元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

旧飯能市立南川小学校

飯能の吾野に戦前築の木造校舎が残されていると聞いて、
1月3連休の最終日に吾野まで出かけてまいりました。

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初めて下車する西武秩父線の西吾野駅。こじんまりとした駅です。

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南川小学校は駅から歩いて20分程度。南川の集落の中程にあります。
明治創立の歴史のある小学校ですが、平成5年に廃校となっています。

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校庭の向こうの高台にどーんと2階建ての木造校舎が(通称『上の校舎』)。

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飯能市のHPによりますと昭和12年地区だそうです。

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特徴的な玄関部分。

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この手の小学校建築であればたいてい木造の車寄せが付きそうですが、
こちらはモルタルなのかコンクリートなのか重厚なデザイン。
木造校舎とマッチしていません。
なんとなく帝冠様式的な風にも見えます。なぜこのデザインにしたのでしょうか?

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校舎から校庭を眺めます。
向こうに見えるのは「下の校舎」。

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ネット上では明治37年築としている方もありますが詳細不明。
確かに明治な雰囲気の校舎です。

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古風な玄関部分。
明治の小学校の玄関が大抵このような寺院・屋敷の玄関風になっているのは、
小学校の制度ができた時代、お寺などを校舎としていた名残なのかもしれません。


昭和と明治の校舎が現存している大変貴重な小学校と思います。
しかし、同一の敷地でこれほど校舎が離れているのは初めて見ました。
昭和に入って児童が増えて校舎増築の必要性が出てきたのでしょうが、
谷間の限られた敷地の中でどこに増築するか難しい問題があったのかもしれません。

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  1. 2014/01/13(月) 21:37:06|
  2. 島根県以外の近代建築
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

校庭の向こうの高台に校舎がある感じが、作ろうとしている吹屋小学校に似ている感じがします。
道路から登って校門、校庭を経て校舎という配置が、山あいの旧小学校の雰囲気が出ていていい感じですね
  1. 2014/01/19(日) 22:35:22 |
  2. URL |
  3. Mokei de-mbembe #jolcao/E
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます

確かに吹屋小学校も校庭から階段を上った位置に校舎がありましたね。
まさに山あいの小学校といった風情です。

都内からさほど時間のかからない西武秩父線沿線に、
こんな素敵な小学校が残っているとは知りませんでした。

その後吹屋小学校製作はいかがですか?
私も一度実物を見に行ってみたいと思っています。
  1. 2014/01/19(日) 22:53:35 |
  2. URL |
  3. 元島根県民 #-
  4. [ 編集 ]

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