元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

横田舟橋(益田市横田町)

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山口線の石見横田駅より北上し、
高津川を渡って9号から古い町並みの残る横田町の旧道を進むと、
この横田舟橋にたどり着きます。

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横田町側・上流側の親柱です。根元が浮き上がっているように見えます。
橋の上流側には歩行者専用橋が増設されています。

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横田町側・下流側の親柱です。
「昭和7年6月」と彫られており、「島根県の近代化遺産」リスト上の記載と一致します。

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欄干は現代的な鉄パイプになっていますが、
親柱の裏側には、元の欄干の痕跡が残されています。
元々は鉄棒の欄干が備わっていたようです。金属供出で撤去されたのでしょうか。

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益田市側からの眺め。欄干の鉄パイプが趣を削いでしまっているのが残念です。

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横田町側の親柱とくぼみのサイズが異なります。
横田町側は彫りこんでありましたが、こちらには橋名板が嵌っていたのでしょうか。

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橋の側面。欄干部分はコンクリートでかさ上げの上で、鉄パイプのようです。
がっちりとした橋脚が2本で、安定した姿です。

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「定本島根県の歴史街道」にこの橋の由来が紹介されていました。

『慶長7年(1602)に、銀山奉行大久保長安がこの地を巡見した際に、
雨で川が増水していたところ、村民が船をつなげて橋を作り、
奉行の通行を助けたことに、大久保長安が感激して、
この地の年貢米を免除し、以来ここに架かる橋を「舟橋」と呼んだ。』


とのことだそうで、大変に歴史のある橋であることがわかりました。


【橋の諸元】
橋名:横田舟橋
竣工:昭和7年
形式:RC桁橋
所在地:益田市横田町
川:?
道路:?

【撮影】 
平成26年4月

【参考文献】
島根県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書 平成14年 島根県教育委員会
定本島根県の歴史街道 平成18年 池橋達雄監修 樹林舎


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