元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

国道54号線沿線に残る戦前の橋 【その0】

DSCF1776.jpg
国道54号線の三刀屋から県境(赤名峠)にかけての区間には、
現道に平行して、旧道が残存している箇所が複数あり、
古い橋もかなり残されています。

CIMG0057.jpg
これは、昭和30~40年代の国道改良工事に伴い、
それまでの道路を改良するだけでなく、線形の改良、ショートカット、
区間によってはルートそのものを大幅に変更したため、
多くの旧道を生み出されたことによるものです。

図1
この表は、赤名峠より三刀屋までの区間について
旧道部分に残されている戦前に架橋された(であろう)橋についてまとめたものです。
 ※橋名板が欠落して正式な架橋年や橋名が分からない橋もあります
 ※王師橋、坂本橋、三刀屋橋は正確には国道54号の旧道にかかる橋ではありません

これだけ戦前に架橋された(であろう)橋が断続的に現存しているのは、
島根県内に限って言えば、
この国道54号線沿いが「ダントツ」と言えるのではないかと思いますし、
戦前架橋の橋がこれだけ残っていることで、
戦前の主要道の雰囲気が濃密に残されているということは、
これすなわち、産業遺産として十分な価値があるものと思われます。

架橋年が昭和8年から9年にかけての間に集中しているのは、
結論から言えば、これらの橋の大部分が「省営自動車雲芸線」の
開業(昭和9年8月15日)に関連した道路改良工事の一環として
架橋されたものだからであります。

CIMG0067.jpg

今、いろいろと資料を集めておるのですが、最終的には、

・戦前期の国道54号線(府県道松江広島線)について
・省営自動車雲芸線の歴史
・省営自動車路線開設と府県道松江広島線の改良との関連について

整理したいと思いますが、かなりメンドクサイことになるので、
まずは、現存している橋について、
赤名峠から三刀屋に向かって順にご紹介したいと考えています。

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  1. 2015/09/01(火) 20:55:24|
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