元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

旧斐伊村役場(雲南市木次町里方)

CIMG6539.jpg
木次町の里方に現存する、旧斐伊村役場の建物です。
島根県の近代化遺産リストによると、
明治42年築となっています。

斐伊村は現在の木次町里方・山方地区で構成されていた小規模な村で、
昭和24年に木次町と合併し消滅しています。

建物の風情から、本当に役場の建物だったのか、疑ってしまいますが、
破風付きの玄関部分がなんとなく役場だったことを主張しているような気がします。

戦前の小規模な自治体は財源に乏しく、
自前の建物を持たずに借家を転々としたケースも多いようですので、
そういった中では斐伊村は小さいながらも自前の役場を建てられたケースといえましょう。

明治期の小規模自治体の役場建築が現存している。という点で、
非常に貴重な建物といえると思います。

【平成29年9月30日追記】
大正5年に大原郡が刊行した「大原郡案内」に当時の役場の写真がありました。

T5大原郡案内斐伊村t
「大原郡案内」より抜粋

「明治42年10月、現在の役場を新築せり」とあります。

T5大原郡案内斐伊村拡大t
玄関部分や2階に4つの窓が連なっている点など、現在もほぼオリジナルの姿が保たれているようです。
これはやはり貴重な物件です。


【建物のプロフィール】
竣工当時の建物名:斐伊村役場
現在の建物名:不明(物置?)
竣工:明治42年10月
構造:木造2階建て
設計者:?
施工者:?


【撮影】
平成27年9月

【参考文献】
大原郡案内 大正5年 大原郡
島根県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書 平成14年 島根県教育委員会
ウィキペデイア「木次町」の項



関連記事
スポンサーサイト
  1. 2015/11/07(土) 12:02:08|
  2. 島根県の近代建築・出雲地方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ディズニーシーに行ってきました | ホーム | 横田舟橋その2(益田市横田町)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://okigoka.blog.fc2.com/tb.php/325-c3cedaae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)