元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

温泉津の洋風建築(大田市温泉津町)

1_2016021423181828f.jpg
しっとりとした町並みが素敵な温泉津にも、
若干の洋風建築が残されています。

2_201602142318207dd.jpg
旧大嶋屋。
「温泉津: 1999 : 伝統的建造物群保存対策調查報告書」によると、
大正末期の築とのことです。

3_20160214231821989.jpg
旧大嶋屋の建物は全体的には伝統的な塗屋形式を取っていますが、
角の面だけが看板建築になっている不思議な建物です。

竣工当初からこのような形だったのでしょうか。
上掲の資料にはその点について記載がありませんでした。

この建物は温泉津のメインストリートが直角に曲がる角地にありますので、
当初は通常の町屋建築だったものが、
昭和に入ってバスや自動車が乗り入れるようになった際に、
その通行の支障にならぬよう、角を箭除することとなって、
その時に箭除した面を洋風のファサードにした。ということも考えられます。

4_201602142318231fd.jpg
こちらは上掲の写真の2年前(平成19年)の姿。
比べると窓枠の木製化など、
ずいぶんきれいに整備されたことがわかります。

5_20160214231824a16.jpg
こちらは昭和10年築の旧岸本時計店の建物です。
1階は住居に改装されていますが、
元々はショウウインドウを備えた店舗建築でした。

【撮影】
平成19年8月
平成21年9月

【参考文献】
「温泉津: 1999 : 伝統的建造物群保存対策調查報告書」 平成11年 温泉津町教育委員会 

関連記事
スポンサーサイト
  1. 2016/02/14(日) 23:21:19|
  2. 島根県の近代建築・大田市
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<浜田の洋風建築(浜田市) | ホーム | 松平直政公像台座(松江市殿町)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://okigoka.blog.fc2.com/tb.php/342-6c160a53
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)