元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

国道54号沿線に残る戦前の橋 【その11・船津橋】

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「国道54号沿線に残る戦前の橋」シリーズ、その11は船津橋です。


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(参謀本部「木次」昭和7年より)

前回の霞橋との位置関係は図の通りです。



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(国土地理院ウオッチ図より)

現在の地図。掛合町多根地区ではうねうねとする三刀屋川に対し、

旧道は川に沿ってカーブが続きますが、

現国道は橋とトンネルでショートカットしています。

おかげで旧道が良く残る区間となっています。


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船津橋の全景です。橋の幅は広く、二車線分弱くらいでしょうか。

当時の省営バスのサイズであれば十分すれ違い可能であったと思われます。


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船津橋の親柱には橋の名前と竣工年が残されていました。


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昭和101月竣工とありました。

昭和98月の雲芸線開業には間に合わなかったようです。

 

「島根の近代化遺産リスト」では、旧掛合町では

平岩橋(S8)と金原橋(S8)はリストに入っていますが、

松尾橋、前回の霞橋(S8)と船津橋(S10)は漏れています。

同じく戦前の橋なのにこの差はどこから来たのでしょうか。


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親柱と欄干。きれいな姿で残されています。

橋の向こうに現国道が見えます。


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親柱と欄干。


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親柱。


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親柱、欄干ともに、人造石洗出し仕上げです。


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架かる谷は意外と深さがありました。

 

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現在の国道54号線から眺めた姿です。

船津橋とその周辺の旧道は旧国道時代の名残を十分にとどめる貴重な存在と思われます。

 

 

【橋の諸元】

橋名:船津橋

竣工:昭和10年1月

型式:RC桁橋

所在地:雲南市掛合町大字多根字船津

川:?

道路:雲南市市道?

 

【撮影】

平成264月(雨の画像)

平成275月(晴れの画像)





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  1. 2016/10/30(日) 12:24:54|
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