元島根県民のお部屋

島根県の近代建築・近代化遺産と、路面モジュールのブログ

東本町の町並み

東本町16
松江大橋からお城に向かって右手の町並みを東本町といいます。
この一帯はかつては大工町、紺屋町などといった町名のつけられていた、
藩政期以来の職人町が集まったエリアだったそうですが、
昭和6年の「末次大火」で一帯が全焼、
松江市で初めての本格的な区画整理事業が実施されました。

東本町6
区画の整理だけではなく、車道・歩道の分離や
交差点では建物の角切も実施されているのがわかります。
そういった経緯もあって、松江のその他のエリアとは町並みの様相も異なり、
関西風の町屋が多い松江にあって、この東本町一帯は
町屋の2階部分も高くあがっていて(さすがに出桁つくりはありませんが)、
東京の下町のような雰囲気の町並みになっています。
ちょうど区画整理を行った時期が東京における帝都復興の後ですから、
影響が相当あったのかもしれません。

東本町1
この辺りの近代建築の代表格なのがこのトラヤ洋品店。
昭和7年築で、かつては「山陰道産業」という会社の建物だったそうです。

東本町18
角の部分に働く人々?のレリーフがはめてあります。
昔の写真を見ると角には塔がたっていました。屋根も後載せでしょうね。

東本町5
トラヤ洋品店の通りにはこんな建物も残っています。

東本町4
上記の建物のおおよそはす向かいにある建物。金融関係でしょうか?
平成15年ごろの画像ですが、「商店組合」的な看板がかかっていました。

東本町11

東本町13
こちらは玄関部分。
平成20年の画像ですが看板がはずされて空き家になっているようです。

東本町2
大橋川に面した家。元旅館でしょうか。

東本町8
上記の並びの現役の旅館。
大橋川沿いにはかつて木造3階の堂々たる旅館(現在の大橋館)をはじめとして、
旅館が立ち並んでいたようです。

東本町10
トラヤ洋品店向かい。

東本町9

東本町7
角に面した町屋はこの通り角を切っています。

東本町12
大橋側沿いには柳が植えられていてよい風情です。

東本町14
そして夕景。
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  1. 2012/03/20(火) 16:27:21|
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